“なにくそ!”の反骨精神を
もってほしいですね。
先人たちが築きあけてきた土岐の地で、炉窯の製造業としては業界有数の知名度までになった高砂工業。次世代の若者にどう伝え、会社を担う向上心ある人材に育て上げるのか熱っぽく語りはじめた。
Q
いまの若者たちを見てどんな感想を持っていますか!
A
やる気、負けん気の反骨精神を持つ若者が、
少ないように感じています。
最近の若者は打たれ弱いといいますか、ちょっと先輩に怒鳴られたらシュンとしているのを見かけます。
やはり「なにくそ!」「こんちくしょう!」と這い上がってくる”ガッツさ”がほしいと思っています。やる気、負けん気の根性が必要です。
お客様から叱られるなど、悔しい思いをする事など多々あります。
叱られるのには「原因」があります。その「真因」を確かめてガッツで対処して欲しいと思います。
高校卒業の若い社員も現場にいます。未熟なところもまだまだあります。
従って、人前に出しても恥ずかしくない指導と教育の両輪で、厳しく育て上げ、お客様から指名される人物になってほしい。また親御さんからも「高砂」に入れてよかったと言われる人材にしたいと思います。
Q
新入社員に対してはどのような人材(人物)になってほしいと!
A
常に目標を持ち、自分で考え、工夫して
状況に応じた対応してほしい。
わが社には、本人の可能性を開花させる土壌は、十分かは別として整えられていると思います。
・一つには、言いたい事は、はっきりと理論立てて言う人になって欲しいと思います。
感情論からは何も生まれません。
・二つめは、わが社の規模からすると家族的な雰囲気が非常に作り易い環境が出来ています。交流の場も多々設けていますので、ぜひ活かして欲しいと思います。
・三つめは、仕事に対して「熱意」と飛び込む「情熱」で仕事にチャレンジしてほしいということです。チャンスはたくさん転がっています。
・四つめは、「言い訳はするな! その時間で、今なにが出来るかを考えよ!」です。ぜひ門をたたいて欲しいと思います。
Q
いま社員教育を計画的に進めているとお聞きしましたが!
A
全社員企業人としての向上に目的に取り組んでいます。
国内外の需要が盛んになり、国際企業人としての役割が重要視されています。
ある意味、いままでは放任主義的なところもありました。
個人レベルが優先され、自分の見よう見まねで納品まで出来てしまう時代でした。最近の世代は、先輩の技術を盗み取ってやるという時代ではないと感じています。部下にどういう教育をしていけばいいのか解らない、それはやがて全社員の恥に繋がりかねません。
企業は生き物です。負けるわけには行きません。転んでも必ず「石」を拾う”なにくそ精神”が必要なんです。
そんな訳で全社員の技術、マナー向上、ノウハウ、レベルの統一等々を急ぎ図らなければとの思いから、一昨年より全社的な内容で取り組んでいます。
Q
新人(社員含)に対しての期待することは!
A
その時の状況判断と行動が伴う人材になってほしい。
人というのは、仕事を通じて成長していきます。わが社には25年、30年選手がたくさんいるという事は自慢のひとつです。
新しい社員には、会社として必要な知識、ノウハウは教えますが、常に目標を持ち、自分の考えで、工夫し状況に応じた対応する。更に挑戦することで成長という過程が生まれてくるものと思っています。
個人差はありますが、何事も前向きに捉え、努力して投げ出さずにやってほしい。若い時の無駄な仕事と思う事も、必ず経験として活きてきます。
その時の状況判断と行動が伴う人材になってほしいと願っています。
最後に、最近は若い社員とのコミ(ノミ)ュニケーションも大分増えてきました。
”物事は考え方一つ”、せっかく8時間いるのなら楽しく仕事をしてほしいと願っています。と締めくくりの言葉でした。