会社案内
熱処理技術で70年、
産業の進化を支え続ける
年間150件を超える試験実績と40ヵ国以上への納入実績を誇り、すべてのキルンを「オーダーメイド」で提供。
設計から保守までトータルでサポートする体制で、お客様の課題解決に取り組んでいます。
高砂工業の
5つの強み
advantage 01
日本有数の試験設備と実証開発力
19基以上の試験炉で年間150件の開発をサポート
岐阜県土岐市の本社工場と佐賀県伊万里工場に、19基以上の多様な試験炉を保有。お客様が実際の材料で試験焼成を行い、その結果に基づいて最適な設備を導入できる体制を整えています。
多くの設備メーカーでは「カタログスペックでの提案」が一般的ですが、高砂工業では「お客様の実材料を使った事前検証」を重視しています。これにより、導入後の「想定と違った」というリスクを最小化。年間150件以上の試験実績の中で蓄積されたデータベースは、新規材料の熱処理条件を最短で見つけ出すための強力な武器です。
特に、次世代電池材料やセラミックス新素材など、前例のない材料開発においては、この「実証ファースト」のアプローチが、お客様の開発スピードを大きく加速させます。試験段階で最適条件を見出すことで、量産設備の立ち上げ期間の大幅な短縮に貢献しています。
温度範囲
100〜1,800℃
真空度
最高10⁻⁵Paレベル
年間試験実績
150件以上
対応材料
金属、セラミックス、電池材料、粉体材料など
advantage 02
独自の特許技術
次世代材料に対応する技術開発
カーボンシェル技術 (米国特許8500444B2)
リチウムイオン電池の正極材料・負極材料の焼成において、従来の金属製熱処理設備では避けられなかった「金属異物の混入リスク」。この業界共通の課題に対し、高砂工業は炭素材料を採用した独自のカーボンシェル技術で解決しました。金属混入を防止することで、電池性能の向上と歩留まり改善に貢献しています。
外熱式ロータリーキルン (日本特許取得)
従来の内熱式キルン(熱処理設備)では困難だった「高品質炭化材料の連続生産」を可能にする技術。熱源を外部に配置することで、材料への直接的な熱ダメージを抑制し、均質で高純度な炭化物を安定生産できます。活性炭やカーボンブラックなど、品質バラつきが課題となる材料において、品質の安定化と不良率の大幅な削減に貢献しています。
advantage 03
トータルサポートの生産体制
設計から保守まで、すべてを自社で完結
工業炉業界では、設計・製造・据付・メンテナンスをそれぞれ別会社が担当する「分業型」が一般的です。しかし高砂工業は創業以来、すべての工程を自社で完結する「一気通貫体制」を貫いています。
お客様にとっての3つのメリット
1. 仕様変更への柔軟対応
製造途中での材料変更や温度条件の見直しにも、社内調整のみで即対応。外注先との再交渉が不要なため、リードタイム短縮とコスト抑制を実現します。
2. 対応窓口の一本化
トラブル発生時も「どこに連絡すべきか迷う」ことがありません。窓口は一本化され、設計から製造まで知り尽くした担当者が迅速に対応します。
3. 長期的な改善提案
10年、20年と使い続ける中で、メンテナンス担当者が蓄積したデータをもとに、省エネ改善や生産性向上の提案を継続的に実施。「納めて終わり」ではないパートナーシップを構築します。
長期にわたり使用される設備に対しても、最新の省エネ技術を組み込むリニューアル提案を行い、エネルギーコストの大幅な削減を実現した事例が多数あります。
advantage 04
グローバル実績
世界40ヵ国以上への納入実績
1970年代から海外事業を開始し、現在までにアジア、欧州、北米を中心に40ヵ国以上への納入実績を達成。 特に1995年には機械工業国ドイツへの大型プラント輸出を実現しました。
グローバル展開で培った3つの強み
1. 多様な規制・規格への対応力
70年以上の海外実績(40ヵ国以上)により蓄積された、 各国安全規格への適合設計ノウハウを蓄積。
海外案件でも、認証取得から現地据付までワンストップでサポートします。
2. 異なる原料・条件への柔軟性
国や地域によって異なる原料特性や電力事情に合わせた設計が可能。
お客様の現地条件に最適化した設備を提供しています。
3. 現地パートナーとの協業体制
主要市場には現地パートナー企業を配置し、アフターサービス体制を構築。
日本品質を維持しながら、現地対応のスピード感も両立しています。
advantage 05
未来への投資と環境対応
次世代技術開発と環境への取り組み
2024年、東北大学発スタートアップ3DC社との提携により、「グラフェンメソスポンジ® (GMS)」の量産化技術開発に参画。また、ISO14001認証取得による環境配慮型生産や、カーボンニュートラル実現に向けた技術開発を推進しています。
次世代材料開発への積極投資
2024年、東北大学発スタートアップ3DC社との提携により、次世代カーボン材料「グラフェンメソスポンジ® (GMS)」の量産化技術開発に参画。高砂工業の熱処理技術が、この革新材料の量産化において重要な役割を果たしています。
大学発シーズの社会実装には「ラボスケールから量産スケールへの橋渡し」が最大の壁となりますが、高砂工業の試験設備とスケールアップノウハウが、その壁を乗り越える力となっています。
カーボンニュートラルへの本気の取り組み
ISO14001認証を取得し、環境配慮型生産を推進。
さらに現在は、工業炉業界全体の脱炭素化に向けた技術開発を加速させています。
具体的には、電気ヒーター式炉の高効率化によるCO2排出量の大幅な削減、廃熱回収システムの標準搭載によるエネルギー利用効率の向上、再生可能エネルギー電力での稼働を前提とした設計オプションの提供。真空炉においては、真空浸炭により装置からのCO2排出量ゼロ。熱処理歪の低減により後工程の短縮。真空断熱によりエネルギーコストを抑え、作業環境を改善するなど、お客様の工場全体のカーボンニュートラル達成に貢献するため、「設備単体の性能」だけでなく「工場全体のエネルギー最適化」まで視野に入れた提案を行っています。